いつもあなたと。

最近はネタバレなしの総評のみ。購入の参考になったらいいな。

剣が君 for V 螢 ネタバレ有り感想

 

夜中の3時半頃に螢くんの荒魂EDを迎え、ぼろぼろに泣きそのまま眠ったら、次の日も、その次の日も、さらにその次の日まで二重幅がおかしいこたさんです。私の二重幅は元に戻るのだろうか………(笑)

 

さて、剣が君3周目、螢くんの感想です!

 

螢くんは、どこまでも真面目で真っ直ぐで、不器用で可愛くて、心の優しい方でした。言い方は少しきつい時があるけどね!

花嫁行列では、三郎三さんと里さんのために、参加することを決めた螢くん。めちゃめちゃいい人では??????花嫁行列の護衛を終えたあと、三郎三さんと里さんにかける言葉もとてもよかったです。ところで、里さんって私の大好きな半蔵殿と同じ声でした?違ったかな

頭が悪いので、一両っていくら?と思い調べたのですが、一両13万くらいらしいですね。( 1番最初に出てきた記事を参考にしました ) 借金は十両。ほう。まじか。130万肩代わり。螢くんって、めちゃくちゃ面倒見良いしお人好しですよね…さすがだよアニキィ…

そんな螢くんに対して、正直最初は、言いたいことはとてもわかるけどもうちょっと言い方というものがあるのでは??そんなにピリピリしなくてもいいのでは??と思ってしまったりもしました。

でも本当は優しくてまっすぐで強い螢くんが私はとても好きです。最初から最後まで、優しくてかっこよかった。いつも考え方に筋がきちんと通っているのが、個人的にはとても好印象でした。

でもぶっきらぼうすぎて、「も~~~~~そうじゃないでしょ!!!!!!もう!!!!もう!!!!!」って何度か思いました。(笑)まあでもそんなところも螢くんらしいなあ、とは思うんですけどね(*´ `*)

花嫁行列では、ゆるふわ~っとした雰囲気にイライラする螢くん。責任感の強さからだと思うんですけど、まじで終始ピリピリしてたなあ…私だったら「あ、近寄らんとこ」って思ってしまうタイプの人間…

でも螢くんみたいな人がいるからこそ、香夜ちゃんにもしっかりしなきゃ、という気持ちが生まれたんじゃないかなあと思いますね。だって残りのメンバーめちゃくちゃ甘やかしそうですもん…あ、いやうそ 左京さんがどこまでもつかめないんですよね、私…


個人的に、花嫁行列が終わった後の霊水のイベントがとっても好きです。本当に螢くん、あなたって人は…

というかあいかわらず実彰さん物知り!すき!

何も言わずに行きたいところがある、と香夜ちゃんを連れて行き、「せっかく来たんだし、オマエも飲んでおけよ。神社の湧き水とか、御利益ありそうだろ。」って言う螢くん本当に可愛い。香夜ちゃんに珍しいって言われて、「ま、たまにはそーゆーこともあんだよ。……たまにはな。」っていう微妙な誤魔化し方しかできないのもあまりにも不器用で愛しい。

「今後の幸せを祈り祝福するには、これ以上ない餞だろう」と実彰さんが説明してくれたとき、あまりにも螢くんの心がきれいで優しくて好きって思いました ( ちょろ )

別れ際の、「オレの女だったら許さねぇぞ」という言葉にニヤニヤしちゃいました。オレの女だって。ききました?オレの女!!!オレの!!女!!!( うるさい )


そして香夜ちゃんは無事に江戸に帰るわけですが、ある日酔いどれ縁さんに絡まれます。ま~~~~た酔っ払いかお前は!!!!!!!(笑)

困ってる香夜ちゃんを螢くんが助けてくれたわけですが、まさかの香夜ちゃんがブチ切れました。確かにいきなり蹴り飛ばした螢くんも悪いけど、そこまで言わなくても良くない…!?まずはお礼を言おうよ…一応心配して助けてもらったわけですし…ちょっぴり螢くんが可哀想になりました。

でもまあ…そのあとの螢くんも言いすぎなのでどっちもどっちかな。まったくも~~~~!( 近所のおばちゃん目線 )

でも螢くんって、基本的にいつも言いすぎた後、あ~~~そうじゃねえだろ!!!今の言い草はねえわ、何やってんだオレは、と反省しているのでちょっと許しちゃいます。不器用だねえまったく…でも何度もそれを繰り返すもんだから、もうちょっと!!!頑張ろう!!!ね!?!!?!ってなった!!!!(笑)


この後、矢ノ彦と一緒!お祭りイベント!でようやく香夜ちゃんと仲直りするのですが、まーたすぐに喧嘩になります。ここの鈴懸が圧倒的いい子すぎてめちゃめちゃに推せる。「僕がぶつかって倒したんだから自分でやるよ~ふたりとも、本当に大げさなんだから」って言うのどうなの…大天使じゃん……

そしていつもいつも察しが悪いこたさん、ようやく螢くんが鬼だということに気付きました ( 遅い ) 言われてみれば…この人みんなとお風呂一緒に入ってなかったな…!!! ( 電気バリバリするので人間ではないのではと思ってた )( 電気バリバリするからなんか水が良くないのかなとか思ってた )


そして御前試合がはじまるわけですが…あの…九十九丸…いやかっこよすぎんか…?だって九十九丸だよ?あのニコニコしてていつもお腹を空かせている九十九丸だよ??この時BGMも止まるの、天才だと思いました。

「音だけではない。温度すら感じられない。平素あれだけ温かな空気を纏わせる男なのに、目の前からおよそ人らしい気配が感じられない」ってなんかもうラスボス感すごくない?何?嫌な予感しかしないんですけど?ねえほんと九十九丸って生きてる?大丈夫?

この時お線香の香りが云々あったと思うんだけど、あれも何か関係があるのかな…


なんやかんやあって螢くんのお家にお邪魔するようになるのですが、私螢くんのおばあちゃんがめちゃくちゃ好きで…!話し方とかすごく可愛くない?可愛い…あとばあちゃん!っていう螢くんがすごく可愛い。

そんなおばあちゃんが病気になってしまい、螢くんと霊水を汲みに行くわけですが!!

びしょ濡れになっちゃってすっぽんぽんの香夜ちゃんの前に現れる実彰さん!!!!貴方かー!!!!(笑)

「誓って、そんなつもりは……。……着物はどうされた」って頭抱えて横向いて目を閉じている実彰さんがやっぱりすき。可愛いよ実彰さん………

そこへ螢くんが来てくれるわけですが、まあ当たり前のように早とちりして、実彰さんとバトルです。いやまあ悲鳴で昔のことを思い出してしまったせいだったんですけれども。それにしても、実彰さん可哀想…あまりにも濡れ衣すぎる…!(笑)でもやっぱりめちゃんこ強い実彰さんかっこいい~~~;;すきすき;;

「どうした、動かないのか」って螢くんに言う時の立ち絵みました??最高では??ちょっと笑ってるのたまらん…………

と、実彰さんのことはおいておいて(笑)螢くんのハチマキをすぱーんと切って勝負が終わります。

ここで、螢くんのことが色々と明らかになりました。鬼だと判明したときの、だって鬼は…という香夜ちゃんに対して、「人に徒なすもの。そういうつもりか?」「では訊ねるが、人の中に悪を成す者はいないのか?」と言う実彰さんがほんと…あ~~すきってなる……ハッいけない、また実彰さんの話をしてしまった…

螢くんの剣取りに懸ける思いは、「鬼族に刀を取り戻すため」でした。周りがどんなに諦めていようと、もう大切なものは失いたくないのだと、泣き寝入りはしたくないのだと、どこまでもまっすぐに自分の願いを掲げる螢くんを、私はかっこいいと思いました。「守るために力が、剣が欲しい」というのはいいですよね。

 

ここからルート分岐です。

私は荒魂→和魂→奇魂→幸魂の順でプレイしました。

 

【剣ルート】

御前試合が進み、斬鉄と対戦し、螢くんが鬼だとバレてしまいます。このときの家光様のかっこよさがも~~~~!!!!名乗る螢くんもすごいかっこよかったし、くそくらえって答えるところ、結構好きです。結局シグラギと斬鉄は何がしたいのかよくわからんのだけど、多分左京さんのルートあたりで主軸になってくるんでしょう。うん。

 

この対戦が終わった後の螢くんの言葉がすごく好きで。「理不尽も不幸も、慣れるんだ。絶望して疲れて諦めるのがどんどん巧くなる。けど……オレは諦めたくなかった。」「どうしようもねぇなんて嘘だ。被害者ぶってばっかりでなんもしねぇのは、そのほうが楽だからだ」っていうやつ。螢くんって本当に、どこまでも強くてまっすぐでかっこいいですよね。螢くんの強さは、こういうところなんだろうなあ。迷いのなさが、彼の力になっている。逆恨みをすることなく、もうこんなことが二度と起こらないように、自分のような鬼を出さないように、現状を変えようと動く。努力する。ほんとにほんとに男前だよ…

 

そして決勝戦。まさかの実彰さん登場。オイオイ兄上~~~💢💢💢貴方でしょうわかってるんですからね💢💢💢縁さんルートでちょっと見直したのに!ばか!

でもそんな実彰さんも負かし、1番刀になる螢くん。

ここの家光様とのやりとりが、それはもうすごく格好良いんですよ……;//;

「余はここに、鬼族との長きに渡る争いに終止符を打つ。よいな!」と宣言した家光様、あまりにも凛としててかっこいいんですよ…いや上に立つ人間なので当たり前なんですけど…かっこいいんですよ……!!( 2回目 ) あと、「鬼族を見事束ねてみせよ。できるか?」の、できるか?の言い方がめっっっちゃくちゃ優しくて……良い……

 

 

✩荒魂

いやこのエンドぼろっぼろに泣いた。最初に荒魂から、というオススメを拝見したので荒魂からプレイしたのですが、なんだこのしんどさは………!!

いつも感想を書く用にスクショをパシャパシャ撮っているのですが、ぼろ泣きしすぎてスクショが全くなかった!!!( 仕方なく再プレイしてまた泣く )

いやもうあまりにも…こんなのってない…スチルがまたずるいんだ~~;;こんなの泣くじゃん;;

吉備国に行こうという香夜ちゃんに、「うん、そうだな……。帰りてぇなぁ……オマエと。」と答えたところでもう無理…無理しかない…こんなのどうしたら…

確かに、急ぎすぎたのかもしれない。例え螢くんが剣取りしたって、人間と鬼の間にはまだまだ溝がある。それをどうこうしないうちに、刀を持てるようになったって、何も変わっていない。むしろ、復習する人が出てきてしまうかもしれない。螢くんのおばあちゃんの、「刀を振って立ち向かったとしたら、こうして家を片付けなくて済んだかしら?」「私にとっては、刀を持つも持たぬも同じこと」という言葉が響きますね…

そしてこの結論の結果を、君ルートで持ってきたのはすごく上手いなあと思いました。それはまた君ルートの感想で書きます。

それにしても、こんな形で殺されてしまっても、相手の恨み言とかを言うのではなく、香夜ちゃんに「笑えよ」「笑顔がいっとういい」と伝えるのがもう…からの、急ぎすぎたのかもなぁ、でもオレ頑張ったよなぁ、と話す螢くんが本当にどこまでも螢くんらしくてまた泣いてしまう…かっこいいよ、螢くんはかっこいいよ…;;

 

そして後日談では、螢くんから童子切を預かっていた香夜ちゃんが幕府に返上します。こうして家光様と話ができるよう取り計らってくれた縁さんには感謝…縁さんはきっと、辰影様のことを知っていて、罪滅ぼしではないけれど出来る限りのことはしたかったんだろうな。縁さんも縁さんで報われない男すぎる…そして家光様がすごくかっこよかったです。「これで良いか、娘」の優しい声がたまらん……!!かと思いきや、「そなたの行い、余が知らないとでも?余の期待に背くような真似、二度とするでない。良いな」と冷たく言い放つのがかっこよすぎて…すきです……

最後、本当は刀狩りなんてどうでもよかった、螢くんにそばにいて欲しかった、と言う香夜ちゃんを、よく頑張ったね、と抱きしめてあげたくなりました。本当に、本当によく頑張ったよ。螢くんが成し遂げたことは、決して無駄じゃなかったよね。でも奇魂EDをみていると、帯刀が許されたとして、螢くんがいなくて大丈夫なのかな…誰がまとめてくれるのかな…と、少し心配になりました…

 

✩奇魂

なんと!!!!!剣ルートなのにハピエンだった!!!!!!!!( 驚愕 )

あんな罠にハマらなければ、確かに急ぎすぎていたかもしれないけれど、螢くんの思いは皆に伝わっているのだと、この世は変えていけるのだと思わせてくれるエンドでした。ありがとう。

和魂を先にみたんですけど、あのエンドでは鬼だなんだと大反対した父様、このエンドではくっつくために一芝居うってくれちゃったりして、やっぱり世の鬼に対する印象って螢くんが剣取りしたことでだいぶ変わったんだろうなあって思いました。( とにかく螢くんが剣取りしたことは無駄じゃなかったと思いたいオタク )

ところでしれっと左京さんも一緒に一芝居打ってくれていたんですけど、大丈夫?なんですか…????( ??? )

 

後日談では男の沽券だなんだと香夜ちゃんにはいつまでも言わないし、挙句怒鳴りつける螢くんにコラァ!!!!!!!となりましたが(笑)、無事に2人が幸せになれそうでよかったです(*´꒳`*)自分でもわかってるんだから、も~~~すこし素直になろうね!!(笑)

あ、鬼も診てくれると大評判の鈴懸先生、「もちろん!鬼だからって断る理由にはならないよ」と言ってくれたところはあまりにも大天使でした。ありがとう。

 

【君ルート】

突然のおじいちゃんと許嫁の登場にびっくりしました。まじか。

でも呉葉ちゃんには好いている男性がいました。そのために江戸に来たんだと。最初は螢くんのためについた嘘かと思ったのだけど、どうやら本当のようで。疑ってごめん。(笑)

君ルートでは剣取りを諦めるのですが、この理由が荒魂エンドでも自身が言っていた「自分一人で躍起になっても、ひととの和は結べない」「心がついてきていなければ何の意味もない」なんですよね。そのためにまずは、鬼と人間は幸せになれるということを身をもって証明する。

ということで、螢くんは大きな目標の前に、目の前の大切な人を幸せにするのだと誓い、香夜ちゃんに一気にプロポーズします。螢くんの言葉ってまっすぐでいいですよね。「オマエがうんと笑える国がいい」ですよ。涙がでちゃうな…あとぶっきらぼうだけどすぐ照れちゃうから、ああ本心なんだなあって思います(*´꒳`*)

「まずオレが、オマエと目一杯幸せになる。そしたらきっとみんな信じる。人だの鬼だの言う必要なんかねぇって。」「刀がどうとか、そんなものは後でもいい。人と鬼族が手を取り合うってたぶん、そういうことだ。」っていうの、いいですよね…まずは溝を埋めよう、心を通わせようっていうの、とても好きです。そうだよね、そういう一歩ずつってすごく大切だよね。

そして、シグラギやら斬鉄やらのせいで、鬼への風当たりが強くなってしまいます。なんてことしてくれるんだこのやろう………

気持ちが通じ合った香夜ちゃんと螢くん。父様に話を通しにいきます。嘘はつきたくない、と、螢くんは全て正直に伝えます。何度でも言うけど、螢くんが「拙者、吉備国は温羅が直系、螢と申す」って名乗るのめちゃくちゃ好きなんですよ…かっこよくないですか…

そして父様が、予想以上にめちゃくちゃ反対します。塩までまいちゃいます。ひどいよパパ~~~;;

 

✩和魂

和魂は辛かったですねえ…2人は文通することになるんですけど、おそらく香夜パパが仕組んでくれていました。香夜パパも不器用だなあ…ほんとに…;;螢くんのことは認められないのは、香夜ちゃんに辛い思いをさせたくない一心なんですよね。香夜ちゃんが本当に大切で、幸せにしたいんです。それでも、香夜ちゃんをみていて螢くんが大好きなのがきっと伝わったんですよね。香夜パパよく頑張ったよ…

そして追い討ちをかけるかのように後日談がしんどくてしんどくて…もういいじゃん…2人を幸せに…幸せにしたってよお……;;ってなってしまいました…

どうか、どうかこの2人が迎える結末が幸せなものであってほしい(´;ω;`)

 

✩幸魂

最強ハッピーエンディングでした。結婚絶許の香夜パパ、塩だけではなく水までかけます。もうとにかく出て行け!という感じ。それでも、「困ることがあるなら一個ずつ潰す」とまっすぐ伝える螢くんが本当にかっこいい。「話せることはなんでも話す。困ることがあるなら、なんとか片をつける」と香夜パパを説得する螢くん、あまりにも真摯で惚れ直すしかない;;どうしても認めてもらいたいもんね。そうだよね。

そんな香夜パパ、香夜ママの命日である明日までに山吹の花を1000本摘んでこいと無茶振りをするのですが。螢くんはその話に乗ります。なかなかみつからない山吹。そんなところに現れる実彰さん!!!貴方は森の精霊か何かか?????( 家が山奥なだけ ) いや愛しいでしょ…しかも手伝ってくれちゃうの好き~~~;;

この後の、沢山の山吹を抱えてやってくる螢くんのスチルがほんっっっとうに大好きで(´;ω;`)いや泣いた。ほんとに泣いた。この太陽が昇ってきた光と、螢くんの表情と、山吹のマッチングがすごい。ううう…

この後の香夜パパの、「本当は、貴方のお人柄はわかっていた……」と語ってくれるところからもうなんか感無量すぎて…そして締めの、

「御父上殿ーー拙者、吉備国は温羅が直系。真の名を毘天童子と申す。謹んでご息女、貰い受ける。」「未だ半人前の身なれど、彼女を妻とし、この命にかえて生涯守り申す所存。」

ですよ。なんかもうあーーーーきれいにしまった!!!!という感じです。ありがとう剣が君。

後日談では、2人の幸せそうな結婚式がみられてめでたしめでたし。目一杯幸せになって、この国の人間と鬼族のあり方を変えていけるといいね。二人にならきっとできるよ。

 

そんなこんなで、螢くん終了です。

いや~~本当にどこまでも強くて優しい人だった。いつも筋が通っていて、心の強い人。どうかこれからもずっとそんな螢くんでいてほしい。

 

お次は左京さん!剣が君、盛り上がってまいりました。左京さんがすきなフォロワさん多いから楽しみだな~!

お疲れさまでした!